体が歪んでいた
今日もいつものように5時45分に自宅を出た。
梅雨も明けて朝から蒸し暑い日が続いている。今日も最高気温30度越えの予報である。週間予報を見ても、しばらく30度を下回ることはなさそうだ。とっくにスーツの上着は会社に置きっぱなしで通勤している。
先々週まではカバンの類は一切持たず、手ぶら出勤していた。電車の定期券、電子マネー、クレジットカード、音楽、書籍、必要なものは全てiPhoneXに入っている。便利な時代になったものだ。こいつと財布、免許証、キーホルダー、ハンカチ、手帳、入館証があれば運転手である私の1日は事足りてしまう。全てはスーツのポケットに収まり、カバンの類は必要なくなった。実に身軽だ。健康にも良いだろう。周りを見ていると分厚くて重そうなカバンを「運んで」いるサラリーマンも多い。自宅でも仕事をしているのだろうか。「運ぶ」という言葉が似合ってしまうくらい大変そうだ。筋トレと思えば楽しくなってもくるが、表情をみるとそうでもなさそうだ。
かく言う私も3か月前までは、書籍、パソコンなどを詰め込んだトートバッグを担いでいた。私は過去のジム通いも影響してか、それを筋トレと思い込むようにしていた。ゴルフで少しでも軸のぶれないきれいなスイングをしたいと思えば、下半身と体幹のトレーニングにはうってつけかどうかは分からないが、良いことは間違いないだろう。
しかし、ある時自宅の鏡の前でまっすぐ立ってみると、どう見ても右肩が下がっている。とっさに思ったのは、長年のカバン担ぎの影響だろうということだ。右利きなので右肩にカバンをかけるか右手で持つ癖がついていたのだ。確かに、体幹、筋トレにはなっていたのだろう。腕は太くなった。電車内でも揺れに耐えることができる。しかし、体が歪んでしまっては、良いゴルフスイングからは遠のいてしまうだろう。その上、右肩が下がりすぎるのはダフリを誘発する。
毎日のことだから、徹底的に見直してみる
しかし、この4月からは仕事の異動に伴い、これらの考えも改めた。それまでは私服で出勤して、会社で制服に着替えていたが、これからは自前のスーツを着て仕事をすることになった。暑がりで汗かきの私にとって、スーツを着ながらの筋トレなど修行そのものである。これでは東京の過酷な夏は乗り切れないだろう。
そこで、思考を一転。持ち物を少なく、スマートにする方法を考えた。書籍は必ず1、2冊持って行っていたが、これからはKindle版のみの購入にした。Kindleは持っているが、持ち歩かずに閲覧はiPhone。Xの有機ELは目にも優しい。私は背景をセピアにしている。これで十分、長時間の読書ができる。
次に定期券だ。私は財布の他にカードケースも使っていて、ここに定期券(Suica)と免許証、名刺、診察券、ポイントカードを入れていたが、思い切ってこのカードケースを排除。SuicaはモバイルSuicaへ。免許証は財布へ、名刺は自宅保管し、あまり医者に通わない私は診察券を必要な日のみピックアップして持っていくことにした。
必要最小限。そして、割り切る。
そして財布は超薄型のbellroyに買い替えた。もともと小銭はポケット派の私だったが、これからは小銭は一切持ち歩かず、全て貯金箱へ投入。コンビニ等での少額の支払いは全て電子マネーのiDかSuicaで済ませる。財布が分厚くなる原因の、溜まりに溜まったポイントカードは全て排除。ポイントカードのポイントなど貯めたところで大して利率が良いわけではなく、邪魔なだけだ。還元率は0.5%~せいぜい1%程度しかない。こんなものセコセコためたところで大したことはない。タバコをやめた方がよっぽど節約になる。Amazon Mastercardゴールドを使ってamazonで買い物し、2.5%もらった方が賢い。
私のbellroyの超薄型の財布には、現金1万円以内、カード類7枚(クレジットカード2枚、銀行キャッシュカード、保険証、免許証)しか入っていない。ポイントカードやレシートの類は厚みの原因となるので一切入れない。これで、約Ⅰセンチ程度の厚みに収めることができた。パンツのお尻のポケットに入れられた財布は曲がってしまうし、お尻部分が膨らんでいるのは見た目にも悪い。この厚さ1センチのbellroyの財布ならば、スーツの上着のポケットに入れることができる。財布を整理するだけで、こんなに身軽になるとは思わなかった。そのおかげか、気持ちも身軽になった。
というわけで、所持品は、財布、iPhone、キーホルダー、ハンカチ、イヤホンとなり、手ぶら出勤の完成だ。
今は出勤前の1時間をカフェでのブログ執筆に当てているため、MacBook Proを入れたリュックを背負っている。スマホでもよいのだが、PCの画面は大きいので編集がやりやすい上、フリック入力よりもキーボードを叩いた方が速いし気持ちがいい。
皆さんも身の回りの整理をしてみてはいかがでしょうか。
Yasu
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