【JB74】ケンウッドのナビ「MDV-S707L」ドラレコ「DRV-MN940B」の取り付け④

【JB74】ケンウッドのナビ「MDV-S707L」ドラレコ「DRV-MN940B」の取り付け③

4月 18, 2020

ナビとドラレコの電源ハーネスの配線

こちらは純正ガーニッシュを外した時の画像です。それぞれのコネクターを接続していきます。

一番右のメインカプラーを別で用意した配線キットのカプラーへ接続します。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_4950-1024x362.jpeg

ナビ付属の電源ハーネスと配線キットのコネクター端子を接続していきます。

  • メイン電源…黄
  • アクセサリー電源…赤
  • イルミ電源…オレンジ/白

上の電源線のコネクター端子3本をそれぞれの色同士つなぎます。Y字になっていますので、どちらか一方に接続します。1つのケーブルから2つの機器の電源が取れるようになっています。余った方はドラレコの電源ケーブルと繋ぎます。

スピーカーへ繋がるコネクター端子も接続してしまいます。それぞれの同じ色同士つなぎます。ジムニーには純正ではリアスピーカーこそありませんが、配線だけは近くまで通っていますので、将来スピーカーを付けることも考えて接続しておいた方が良いでしょう。単色が+、ストライプ色が−です。

  • フロント左…白、白/黒
  • フロント右…灰、灰/黒
  • リア左…緑、緑/黒
  • リア右…紫、紫/黒

配線キットの青色のアンテナコントロール端子は使いません。

アンテナ接続ケーブルのカプラーを別で用意した、スズキ純正アンテナ変換ケーブル(99000-79X49)へ接続します。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: IMG_4942-scaled-e1586819897794-1024x624.jpeg

カプラーは車両側カプラーへ、青線端子はナビ電源ハーネスの青線端子へ接続します。カプラーと反対側の端子は最終的にナビのアンテナ入力へ接続します。

センサーコードを中継コネクターを使って接続

ナビ電源ハーネスのセンサー系コードを接続します。通常、コードの長さがかなり余るので適当な長さに切ってしまっても良いと思います。

  • ナビ側・車速(ピンク)→ 車両側・車速(紫)
  • ナビ側・リバース(紫)→ 車両側・リバース(濃茶)
  • ナビ側・パーキング(若草)→ 車両側・パーキング(薄茶)※

※パーキング検出コードを繋ぐと、サイドブレーキを引いた時以外はナビ操作、TV視聴ができなくなります。これらを走行中もできるようにするには、車両側コードには接続せずにアースします。使用には十分注意する上、使い勝手を考えて、今回はサイドブレーキを引かなくてもナビの操作をできるようにします。後で黒色アース線と一緒に共締めしますので、先端の被覆を2cm程度、剥いておきましょう。

★中継コネクターの使い方がわからない方はこちらの動画を参考にしてください↓

ドラレコの電源ケーブル、その他の配線の接続

ドラレコに付属の電源ケーブルの配線を繋いでいきます。電源はナビの接続で使った配線キットの2つづつある電源用端子の余った方に接続します。ドラレコの方はイルミ電源は必要ありませんので空けたままでOKです。

  • メイン電源(BATT)…黄
  • アクセサリー電源(ACC)…赤

次に、黄色のRCA端子をナビのドライブレコーダー入力端子(FRONT DRV)に接続します。

また、付属のナビゲーション接続ケーブルの小さい方のカプラーを、電源ケーブルのカプラーに接続します。大きい方のカプラーは、ナビのドラレコ用電源コネクターに接続します。また、前回の記事で配線したハンズフリーマイクの端子も差し込みます。

そして、一番初めに取り付けをした「GPSアンテナケーブル」、「地デジアンテナケーブル4本」を配線ガイドを使って、助手席側足元からナビユニット取り付け枠に引き込みます。それぞれナビの所定の場所に接続します。地デジアンテナケーブル4本のそれぞれの場所はランダムに差し込んで構いません。

アース線の接続

ナビ、ドラレコのそれぞれのアース線を接続します。中継コネクターを使って、車両側純正ハーネスのアース線に割り込ませます。アース線は黒です。

配線キットのアース線とパーキング検出コードは、ナビ本体の金属部分に共締めします。

ドラレコの映像確認と本体セッティング

ドラレコのナビ側の配線が終わりましたら、ドラレコの電源コードをナビユニット取り付け枠奥より運転席足元に、配線ガイドを使って引き込みます。電源カプラーをメインユニットに差し込みます。前後カメラのカプラー(茶、青)もメインユニットに差し込みます。

電源コードは配線チューブとビニルテープを使って綺麗にまとめました。

最後に、ナビの電源ハーネスをナビ本体に差し込みます。

以上で配線は全て完了しました。あとはソフトテープやタイバンドを使って配線を綺麗にまとめましょう。なるべくコンパクトに整理できれば、ナビユニットをケースに納めるのがラクになります。

ドラレコの前後カメラの映像確認

ナビユニットをケースに落ちないだけ差し込んでおきます。

ドラレコのメインユニットにSDカードが入っていないことを確認します。

車のバッテリーターミナル(-)を繋ぎます。

車のスタートボタン(エンジンスイッチ)だけを1回押してアクセサリーをONにします。

ナビとドラレコの電源が入ります。

「ドライブレコーダーに異常があります」と出ますが、本体設定は後で行いますので、ここでは「閉じる」を押します。

そうすると、カメラの映像がナビ画面に映し出されます。

この画面を見ながら好みの角度にカメラを調整します。調整はカメラのネジを緩めて行います。ジムニーの場合、最初に設定した通りネジの位置が一番下で問題ないかと思います。「リア切替」ボタンを押すとリアカメラの映像が映し出されます。フロント同様、リアカメラの調整も行います。リアカメラの位置もネジが一番下で問題ないかと思います。スペアタイヤが結構写るので、もう少し正面を向くようにしたいところですが、これ以上は下げられないので仕方がないですね。

角度調整が終わりましたら、カメラに元々ついている両面テープで固定します。リアカメラは接着面がヒーター熱線にかからないように、熱線をまたぐようにします。

ドラレコ本体の初期設定

ドラレコメインユニットのパネルを使用状態に戻します。

エンジンスイッチをオフにします。

メインユニットの2つの四角いボタンを同時に押したまま、車のスタートボタンだけを1回押してアクセサリーをONにします。メインユニットが「ピピッ」と鳴るまで押し続けます。

「本体初期設定を開始します」と音声が流れたあと、「本体初期設定が終了しました」と音声が流れます。

以上で本体初期設定の完了です。

ナビ本体を収めて終了

・地図の表示(現在位置が合っているか)

・地デジが映っているか(パーキングセンサーをアースしている場合はサイドブレーキを引いていなくても映っているか)

・ドラレコの前後カメラの映像が映っているか、またナビ画面から各操作ができるか

・ラジオが受信できているか、またスピーカーから音が出るか

以上、正常が確認できたら、ナビ本体をケースに収めます。配線を手でできるだけ奥にやりながら、無理なく徐々に押し込みます。最後にオーディオガーニッシュの爪がカチカチッと嵌る音がします。

所定の位置に収まったら、下側のネジ2本をドライバーで締め、ガーニッシュ下のパネルを元に戻します。

ナビとドラレコの取り付けは以上で終了です。お疲れ様でした。

Yasu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です