冬でも冷気を遮断!KLYMIT エアマット『Insulated static V Lite』レビュー

冬こそキャンプだ

昨今のキャンプ人気の上昇とともに冬もキャンプをしたい、という人が増えているようです。冬はキャンプのオフシーズンなので、当然キャンプ場も空いていて混雑を気にすることなく、静かにキャンプすることができるでしょう。近くに温泉があればなおさら、寒い中の温泉は最高ですしね。

冬もキャンプをしたいコアなキャンパーにとっての最大の敵は、「寒さ」であることはいうまでもありません。特に就寝中は体温が下がる上、地面からの冷気で体が冷えやすく、対策をしっかりと取らないとブルブル震えながら寝ることになり、睡眠不足になりやすいです。

寒さ対策として第一に思いつくのは、シュラフ(寝袋)に冬用の厚いものを使うということでしょうか。しかし私をはじめ、キャンプツーリングをするバイクキャンパーにとって、荷物の容積が増えるのはなるべく避けたいところ。私は1年中、モンベルの#5を使っています。

そこで今回、マットに注目してみました。私は今まで、モンベルのU.L. コンフォートシステム キャンプパッド38を使っていましたが、思うように膨らまなくなってしまったので買い替えをしました。

KLYMIT 『Insulated static V Lite』

今回新たに購入したものは、KLYMIT社のエアマット『Insulated static V Lite』です。

このマットの特徴は、

  • 空気を吹き込むタイプのエアマット
  • 冬季での使用にも耐える、R値4.4の4シーズンマット
  • 超コンパクト。収納時サイズ約12.7×20.3cm実際は直径10cm程度
  • 使用時、厚さが6.6cmあるので地面の凹凸を吸収する
R値とは
断熱力の高さの数値で、R値が高いほど断熱力が高いので熱損失(ヒートロス)を防ぐことができる。暖かさを示すものではない。銀マットはR値0.25~0.5

Insulated static V Lite の使い方

Insulated static V Liteはバルブを開けると自動的に空気が入るタイプではなく、空気を吹き込みます。ただしそんなに大変なものではなく、10~15回吹き込めば完全に膨らみますので1分もあれば完成させることができます。

吹込み口にはこのような表記がなされています。

膨らまし方は下のような手順で行います。バルブの開け方で少々手惑いましたが、反時計回りに回してから引っ張ります。

完成形です。

 

裏はこのようになっています。

まとめ

Thermarest(サーマレスト)のR値同程度のマットと迷いましたが、収納時のコンパクトさでKLYMITにしました。

上記の特徴のように、キャンプツアラーにとってはとにかくコンパクトなので、かさばる銀マットよりも数倍スマートです。その上、R値4.4と冬の使用に耐え、夏でも熱くなりすぎず1年中これ一つで乗り切れてしまう、コストパフォーマンスにも優れた製品です。真冬の氷点下にキャンプをするという方は、これに加えてR値2以上の薄めのマットをKLYMITの下に追加すれば快適でしょう。R値は単純に足すことによってその断熱性を測ることができます。

Thermarestよりも軽量コンパクトで価格も手頃、オールシーズン・キャンプツアラーにとっては今のところこれがベストな選択です。

ここまで軽量コンパクトでなくても良いという方は、同じR値4.4のKlymit Insulated static Vならもう少し低価格で入手できます。

 

Yasu

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