手打ちうどん 基蔵(もとくら)

 先週末は、Googleマップに保存しておいたのにまだ行っていないお店に行ってきた。

昨日の雪は大したことがなかったし、天気も朝から快晴だったので路面凍結はほぼ無いだろう、ということでGoogleマップでどこに行こうかな、とスクロールしていると、春日部市内に行ってみたい場所のマークが。うどん屋さんだ。いつマークしたのかも何が情報源なのかも忘れてしまったが、自宅から30〜40分ほどなので昼前の今から行くのにはちょうど良かった。

手打ちうどん「基蔵」 ホームページ

[住所] 埼玉県春日部市大場1292ー1 (Google Map)

[電話] 090-4093-2421

[営業時間] 昼 11時~15時(L.O.14時45分)、夜 17時~21時30分(L.O.21時) ※売り切れ次第、閉店。 

[定休日] 毎週(火)、第1(水)、第3(水)

[駐車場] 車4台分

場所は東武スカイツリーラインの武里駅からすぐ近くの交差点角。駐車場は車4台分ある。店はこじんまりとしており、座席はカウンター8席、テーブル4人がけ1台。店主の山﨑貴広さんはこの店を一人で運営している。

この店の特徴は、

  • 全て手作業の讃岐うどん
  • 味は抜群だが扱い方が難しい、香川県名産の小麦粉「さぬきの夢」100%使用
  • 青竹踏みを使用し麺に独特のコシを与えている

最近は武蔵野うどんばっかりで讃岐うどんは久しぶりだ。讃岐うどんは麺がつるんとしていて口の中に含んだ時の食感が良く、味はあっさりしていて食べやすい。対して武蔵野うどんは、麺が野太くコシが強くて固めであり、小麦粉の味がしっかり味わえるのが特徴だと思っている。讃岐うどんは四国ツーリングに行った際、本場物の美味しさにびっくりしたものだ。やはり関東で食べるそれとはかなり味・質が違っていた。しかし、私は小麦粉の味がしっかり味わえる武蔵野うどんの方が好みである。正直言って、こっちで食べる讃岐なのであまり期待していなかった。

メニューは何というか、期待していたものとは違っていて、創作系でバラエティーに富んでいた。醤油のぶっかけを食べようと思っていたがなかったので(基本は”かけ”の温と冷)、温かいかけうどんに玉ねぎのかき揚げをトッピング。カレーもあり写真は美味しそうだったので、ミニ牛すじカレーも注文した。

待つこと10分ほど。透き通ったつゆに讃岐としては太めの麺が泳いでいる。玉ねぎのかき揚げはたっぷりと分厚い。内側の青い器が黄色味の少し強い麺を際立たせていた。一見すると、讃岐うどんというより武蔵野うどんである。讃岐うどんは麺が少し透き通っている感じがあるのだが、武蔵野うどんはゴツい系だ。手打ちうどん基蔵のかけうどんの麺はどちらかと言うとゴツい武蔵野うどんのルックスである。

ちょっと、食する前の味の想像がつかなくなってしまったのだが、恐るおそるつゆを口の中に含むと少し甘めで旨味がたっぷりのいりこ出汁が味わえた。これは旨い。このつゆは旨い!玉ねぎのかき揚げはちょうど良い硬さのサクッとした食感がたまらない。玉ねぎも甘くて美味しい。そして箸は主役の麺に移る。

はい、大当たり!ルックスそのものでした。そして、

「初体験させていただきありがとうございました。」

分かりやすく言うと、讃岐うどんと武蔵野うどんのいいとこ取り。つるっと滑らかに口の中に入ってきて、噛むとモチモチとしたコシのある歯ごたえ。そして青竹踏みで鍛え上げられた「さぬきの夢」のほんのりとした甘味が口の中いっぱいに広がった。この麺は素晴らしい。幸せを感じる。なぜか?おそらく職人の魂が込められているからに違いない。そういう麺だ。

牛すじカレーも美味しかったが、うどんに感動したのでうどんをもっと食べたかった、というのが正直なところ。

大将の山﨑さんからこんなものを頂いた。

バイク乗りのお客さんに配っているというステッカーだ。そう、大将もバイク乗りであり、最初のお店の写真に写っているZRXが大将のバイクである。ステッカーは見ての通り、カワサキ・カラーだ。来店するまで全く知らなかったから、びっくりだ。

会計時に少し話をし、とても気さくで人間味のある方だということがわかった。お店は5年目で、バイクは17歳から乗り始めて一旦降りたが、30歳くらいからまた乗り始めたとのこと。飲食業で5年続くって結構すごいことなんじゃないかな。でもこのうどんならそれも納得。うどんに対する情熱もハンパないみたいなので、この先も精進して頑張ってほしいな。

メディアにも結構出てたのは知らなかった。以前はお坊さんで法螺貝も吹く、というちょっと変わった経歴を持った大将。

そんなに遠くないのでまた来ます、と挨拶して店を後にしたが、「うどんがめちゃめちゃ美味しかったので、また来たいです。」が本音だ。

Yasu

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