オイシックスの「キット」で料理を学ぶ

今週から主夫をしている。

私の勤めている会社は副業禁止なので、12月中頃までの有給休暇中、基本的に他に仕事はできない。バレて就業規則違反になって退職金がもらえなくなっては困る。

妻とは共働きなので、家でのほほんとしているわけにもいかない。部屋の掃除、洗濯物の取り込み、夕食の準備、風呂の掃除、とやることはたくさんある。ブログを書いたり、読書したり、ツーリング行ったりと色々とやりたいことはあるのだが、優先順位としては家事が上に来る。

私は掃除は基本的に好きである。潔癖症ではないのだが、髪の毛とかが落ちていると、すかさず拾ってしまう。汚いのが苦手な性分なのだ。だから一度掃除を始めてしまうと、次々と汚いところを発見しては綺麗にしてしまうのである。奥や隅っこの方まで徹底的にやってしまう。なかなか終わらせることができず、読書やブログ執筆の時間を侵食してしまうのが悩みだ。

夕食は基本的にオイシックス(oisix)の「キット」を使っている。これは子供がいない夫婦共働き(DINKs)世帯には大変有難い。食材を買いに行かなくて良いのと、食材が余らないのが最大のメリットだ。特殊な調味料は付いてくるので、良くありがちな1、2回だけ使って長期保存してしまって古くなって捨ててしまう、ということもない。うちにもトムヤムクンの素や甜麺醤などあるが、滅多に使わない調味料は処分しようと思う。

オイシックスのデメリットとも言えるのは、考えずに済んでしまう、ということだろう。料理は頭を大変使う行為だ。献立を考えて、食材を選別し、味付けに調味料をどのくらい使うとか、手順を考えて時間効率的にどうするのが一番良いか、とか。「料理ができる人は仕事もできる」とはよく言うが、まさしくその通りだろう。

しかし料理を今までしてこなかった私には、オイシックスの「キット」は逆にメリットが多い。それは料理が効率的に学べてしまう、と言うことだ。昔、電子工作を「キット」で作ったことを思い出す。材料は全て揃っていて、それを説明書通りに組み立てるのだが、半田付けなど肝心な部分は自分でやらなければならない。材料は何が必要かとか余計なことは考えずに、技術や仕組みを効率的に学ぶことができた。オイシックスの「キット」はそれと似ているなと思った。「キット」の食材はキャベツの千切りなど面倒な作業は処理されているが、基本的には自分で包丁を入れる。野菜の切り方一つとっても、乱切り、いちょう切り、小口切りなど何種類もあるが、「キット」なら写真入りの説明書がついているので、いちいちスマホで調べたりせずに効率的に学べる。

オイシックスの「キット」は2品を20分で作ろう、というコンセプトになっている。私などの素人には「キット」でなければ2品20分は大変厳しい。しかしこの「キット」の説明書には、1品目を煮込んでいる間に2品目の下処理を行う、などの効率的に行う手順が載っているので、この説明書通りに行うことによって最短の時間で仕上げることができる。また効率的な手順を組むという料理のセンスも学べてしまう。

このオイシックスの「キット」。料理を学ぶ教材として大いにありだが、やはり考えながら行わないとただ単に作って完成して終わり、となってしまうだろう。調味料の分量はなぜこうなっているのだろうか、とかやはり考えながら行うことが重要だな、と思う。

DINKsにはありがたいオイシックスの「キット」は買い物に行く手間を省け、食材は新鮮で使い切り。食品ロス問題にも大きく貢献し、私のような素人でも時間を効率的に使いながら料理を学べてしまう。「キット」の種類は豊富にあり、随時新しい献立が考えられているので、飽きることはない。栄養も考えられているので、肉ばかり、炭水化物ばかり、などと偏ってしまうことはない。

忙しい働き盛りのDINKs世帯にとっては使わない手はないだろう。

ちなみに、私のマンションのゴミ置場や路上のゴミ集積所で、オイシックスのダンボールが出されているのをよく見る。ヤマト運輸の営業所でも積まれているのを見ることがある。賢い世帯はオイシックスを上手く利用しているのだ。

 

Yasu

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