【キャンプツーリング】オススメ!内山牧場キャンプ場は最高のロケーションだ!②

嬬恋キャベツ畑

雲海を見たくて早起き

翌日は高峰高原から雲海を見ようと3時に目覚ましをかける。

目覚めてテントから外に出ると、雨は止んでいて辺りは真っ白だった。

昨晩は8時頃から雨がしとしとと降り始め、その1時間後には雷雨になった。激しく光る雷光と容赦なく叩きつける豪雨でテントの中に逃げ込み、翌日に酒が残ってもいけないのでそのままシュラフに入った。

さすがにあの雨では濃霧になるだろう。夜明け前の深い霧の中運転するのは勇気がいる。もう少し寝ることにした。

次に目覚めたのは6時頃だった。もうすっかり辺りは明るくなっていて、霧も少し収まっていた。

 

カヤノ平を目指すが…

高峰高原へは国道18号から「坂の上南」を右折する。いつものことながら、峠へと続く道に入る時のワクワク感はたまらない。単調な国道から右左折して上り坂に入った瞬間、アドレナリンが湧き出て右手が待っていましたと言わんばかりに反応する。ここから高峰高原までは16kmだ。ヒルクライムをパワーでねじ伏せるのはリッターバイクの醍醐味だ。最高出力125ps、BMW 1169cc 水冷DOHC水平対向2気筒エンジンが目を覚ました。推定重量400kgの塊はコーナーを抜けるごとに人馬一体となってゆく。

 

本日は8月11日土曜日だ。今日から帰省ラッシュが始まる。ちょうど今頃、高速道路の大渋滞が始まったところだろう。連泊キャンプは遠くまでは行けないが、好きな地域を走り込むには良いプランだ。早朝の空いている道路を独り占めできる。

7時50分、ストレスなく高峰高原に到着した。

8時からオープンする高峰高原ビジターセンター内のカフェで朝食を取ろうと思っていたが、カフェの営業は10時からだった。周りには店も何もないので仕方なくここを後にする。

 

今日は気になっていたカヤノ平高原キャンプ場を覗いてみたかった。ここから湯の丸に抜け、鹿沢温泉から嬬恋パノラマラインを通って草津を目指す。ただしここから湯の丸に抜けるには、ダートを4.2km走らなければならない。GSに乗っているとは言え、ダートなどまともに走ったこともなければ、本日はオンタイヤの上、タンデムである。少々不安を感じながら砂利ダートに入った。しかし昨日の雨のおかげで、砂利の路面はむしろ締まっていてほとんどタイヤを取られることもなかった。道中、対向車に何台かすれ違ったが、狭い道だったので車の方が止まってくれて先に行かせてもらえた。もちろん、しっかりとお礼の会釈はしておいた。

 

嬬恋パノラマラインは大変気持ちの良いルートだ。空が曇っていて時折雨も滴り残念だったが、晴れていれば一面キャベツ畑の大パノラマが堪能できる。”ジェットコースターの道”もあり、北海道気分を少し味わえた。

嬬恋キャベツ畑

温泉町草津中心部は午前中ながら、かなり賑わっていた。ここから国道292号で横手山方面に入ったが、途中、殺生という所で通行止めになってしまった。後から知ったのだが、群馬県の防災ヘリが墜落し、九人全員が命を落としたのだのだそうだ。

 

また道の駅「雷電くるみの里」へ

今来た道を引き返し、ふたたび嬬恋パノラマラインを通り、県道94号線で東御へ山を下った。昼食とお土産を買いに道の駅雷電くるみの里へ立ち寄った。

2日連続で信州蕎麦だ。今日はくるみダレを。

くるみを買おうとも思っていたが、今回は殻付きしかなく、むきぐるみはなかった。面倒くさがりの自分には殻を剥くのは億劫だ。また近くに来たら寄ろう。

 

佐久平に便利な複合ショッピングセンターが

佐久平にはイオン、ベイシアなどあり生活に便利だが、昨日は中込にあるデリシアというところに寄ってみた。ここはダイソー、ウエルシア、コインランドリー、クリーニング、銀行ATMと揃っており、かなり便利だ。しかも佐久平中心部からは離れているので空いている。

内山牧場キャンプ場に戻ったのは午後3時頃だった。

やはりお盆休み突入ということで、キャンプ場はカラフルに彩られていた。

今日は嫁の得意料理、カレーが振舞われる。キャンプ場で食べるのはまた格別である。

カレーが出来上がるまでに、すでにビールで酔ってしまった。

アルコールだけではない。

内山牧場から見る夕暮れもまた良かったからである。

 

内山牧場キャンプ場の夕暮れ

 

Yasu

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