1ヶ月も仕事をしていないと曜日感覚が失われる。もちろん、もうとっくに曜日感覚は失われているし、祭日だとか三連休だとかの意識も全くなくなってしまったのが怖い。
さて、昨日11月23日は会社(まだ在籍中)のツーリング仲間とのツーリングだった。彼(S氏)とは以前は良く一緒にツーリングに行っていた仲で、S氏は当時ホーネットS(600cc)に乗っていた。家計との関係があってそれを手放ししばらくバイクから離れていたのだが、またツーリングをしたくなり、HONDAのSilverWing GT(600cc)を手に入れた。私が会社を辞めると聞きつけてか、サシで行こうと誘ってくれたのだ。
三島大吊り橋から富士を眺める
連休初日とのことで、朝6時に保土ヶ谷パーキングで待ち合わせした。当日はS氏が東海道新幹線を間近でカメラに収めたいと、富士川の河川敷まで行くことになっていた。流石にこの時期ともなると、日の出前は寒さが堪える。
西湘パーキングで朝ラーで体を温め、西湘BPを気持ちよく流す。(西湘パーキングの食堂は朝7時から営業)

箱根新道から国道1号線に入り、三島スカイウォークで休憩。吊り橋の向こう側に冠雪した富士山が目に入る。気持ちいい天気だ。

三島スカイウォークは2015年にオープンし、全長400m、高さ70mの日本で最も長い歩行者専用の吊り橋「三島大吊り橋」がかけられている。大吊り橋を渡るには入場料として大人1000円が必要だが、せっかくのこの天気、富士の絶景を拝みたいと思い吊り橋を渡ってみることにした。
写真の小屋がチケット売り場だ。意図的かどうかはわからないが、ここからは富士山を見ることはできない。

開場は9時から。30分ほど待ち、中に入る。しばらく吊り橋の方へ歩く。

はい、富士山が見えました。ここが吊り橋手前の広場。

400mの日本一の大吊り橋、流石に長い。

吊り橋の上からは富士山から駿河湾まで一望できる。寒さで空気が澄みわたり、この日の天気なら絶景だ。

少し雲がかかってしまってはいるが、頭ははっきりと見えるので良しとしよう。

400mあるので5分では渡りきれないだろう。向こう側に渡ると、写真撮影の展望台やカフェ、ショップなどがある。ちなみに大吊り橋を渡らずに、ジップスライダーで往復することもできる。往復で1800円だ。

富士山と新幹線のコラボレーション撮影ポイント
三島スカイウォークから走ること1時間、富士川河川敷に到着。ここからは富士山をバックに新幹線を間近に撮影できるポイントなのだ。

しかし残念、雲が出始めてしまった。富士山はカメラに収めることはできなかったが、次々と通過する新幹線は迫力があった。高架下にいるとものすごい音。時速200km/h以上は出ていただろう。

この河川敷には人はほとんど来なかったので、しばしS氏とこれからのことについて色々と話をした。S氏は私よりも6歳年上なので、今までの彼の仕事経験など参考になる話が聞けたので良かった。
昼飯は桜えびが美味しい由比の食堂へ
ここから由比までバイクを走らせ、S氏オススメの海鮮屋さんへ。

これ以外頼むなとばかりの店員さん激推し!の「天然丼」は今朝獲れたばかりのアジとブリ、そして桜えびが乗っかった駿河湾ならではの海鮮丼だ。これにアラ汁が付く。

S氏曰く、桜えびは今年は不漁だそうで、この時期は桜えびの季節なのだがまだ漁に出られていないとのことだった。ということは、これは去年の冷凍物ということか。

でもアジとブリはやはり新鮮で、アラ汁ももちろん、とってもおいしかった。店員さんたちも気さくで、オススメの店だ。
絶景を堪能し、その地の旨いものを味わう。これぞオートバイ・ツーリングの醍醐味だ。人生は経験と体験の積み重ねだ。物では満足できないのが人間。如何なるエピソードを持っているか、がその人の面白さを決めるものではないかと私は思っている。
Yasu
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