ツーリングの最強テントはこれだ!

 初めて買ったツーリングテントはコールマンのツーリングドームSTでした。大型二輪を取ってすぐにこれを積んで四国一周に行きました。ソロならこれで十分。混んでいるキャンプ場でも空いているスペースにコンパクトに設営することができました。キャンプブームの今、ライダーでもテントを積んで気軽にキャンプツーリングをしてみたいという人は多いんじゃないでしょうか。今回は数あるツーリングに持っていくのに最適なソロ向きテントをご紹介したいと思います。

ogawa ステイシーST-Ⅱ

■46,200円(税込)
■2~3人用
■3.9kg
■52×∅19(cm)

軽さ ★★★☆☆
収納 ★★☆☆☆
質感 ★★★★★
機能 ★★★★★
広さ ★★★★★
設営 ★★★☆☆
コスパ★★★★☆

 老舗・ogawaのツーリングテント。定番中の定番。ogawaならではの質感の高い生地に2~3人用と十分な広さの寝室。そしてあるのとないのとでは雲泥の差の広い前室。メインエントランスは跳ね上げが可能で、前室両サイドからも出入りができる。収納時サイズは52×19×19(cm)ながら、この内容を考えれば文句は言えない。キャンプで少し贅沢に、そしてゆったりのんびり過ごしたいならこれを持っていけば良い。

mont-bell ムーンライトテント2型

■41,580円(税込)
■2人用
■2.14kg
■35×∅17(cm)[ポール長さ44cm]

軽さ ★★★★★
収納 ★★★★☆
質感 ★★★★☆
機能 ★★☆☆☆
広さ ★★☆☆☆
設営 ★★★★☆
コスパ★★★☆☆

 モンベルのベストセラー「ムーンライトテント」。1型はよく見るが、余裕のある2型をチョイスしたい。収納時サイズは本体こそ1型の方がコンパクトに収まるが、ポール長さは2型の方が12cmも短く収納できる。モンベルと言えば「クロノスドーム」もあるが、ムーンライトテントの生地はリップストップ。質感と長く使えるという点でこちらの方が上。通気性にも優れる。前室のスペースはあまりないので、荷物の少ない人向け。

アライテント ドマドームライト3

■72,600円(税込)
■3人用
■2.28kg
■34×∅20(cm)[ポール長さ38cm]

軽さ ★★★★★
収納 ★★★★★
質感 ★★★★★
機能 ★★★☆☆
広さ ★★★☆☆
設営 ★★★☆☆
コスパ★★☆☆☆

 前室内の左右のシートがある部分をドマと呼んでいるが、これが非常にありがたい。地面の汚れや濡れを気にすることなく物を置くことができる。また靴を脱いだ時の小上がりとして使うこともできる。アライテントは日本の山岳用テントのメーカーとして、Made in Japanの質の高い作りと素材の良さで人気だ。ポールはインナーのスリーブを通す方式で、フライをかけなくてもペグ無しで自立する。このため、風に大変強く、結露も起きにくい。素材はフライもインナーもリップストップなので、生地を薄くすることができる上、非常に丈夫だ。フライの色は自然に溶け込む保護色で飽きにくいのもポイントが高い。

Coleman ツーリングドームST+

■19,800円(税込)
■1~2人用
■5kg
■49×∅19(cm)

軽さ ★★☆☆☆
収納 ★★☆☆☆
質感 ★★☆☆☆
機能 ★★★☆☆
広さ ★★☆☆☆
設営 ★★★☆☆
コスパ★★★☆☆

 テントにそれほどお金をかけられない、という方はこれがオススメだ。オーソドックスなドーム型で前室もそれなりに広さがある。エントランスは跳ね上げが可能なのでミニタープとしても活用できる。このテントはロングセラーの「ツーリングドームST」の進化版で、遮光性の生地を使っており室内は昼間でも真っ暗なので賛否両論あるが、周りの灯りを気にせずにぐっすりと眠りたい方には最適だろう。通常の生地が良い方は「ツーリングドームST」を。

まとめ

 いかがでしたでしょうか。この他にもたくさんのツーリング向きテントがあります。収納時のコンパクトさを重視するなら、山岳用テントになりますが薄く丈夫な生地で作られていますので、総じて値段が高くなります。対してお手軽な価格のものは生地の薄さよりもコストを重視していますので、収納時は嵩張ることになります。満足度と長く使いたいなら、ある程度の出費は惜しまない方が良いと思います。また、最初はお手軽なもので試してみて、ステップアップとして高価なものをチョイスして違いを楽しんでみるのもありだと思います。

Yasu

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