【2018年】この秋行きたいツーリングスポットベスト5

紅葉の八幡平

相変わらず蒸し暑く過ごしにくい日々が続いているが、だんだんと日が短くなってきたなあと朝の出勤時に思う。気がついたら8月ももう最終週に入り、夏の終わりを少しずつ感じるようになってきた。

秋は一年で最も好きな季節である。特に10月以降の日本の秋は本当に美しい。キャンプ、ツーリング、運動、何をするにも最適な季節である。

そこで、今のうちに私が今秋行きたいツーリングスポットを考えてみた。

 

伊豆

最近長野の方にばかり行っていて、伊豆は長らくご無沙汰である。今まで日帰りでしか行ったことがなかったので、一泊キャンプしてじっくり走りたい。

  • 仁科峠

西伊豆の宇久須から県道410号を登って西天城高原に到達後、道なりに県道59号を伊豆方面に行くと仁科峠である。晴れていれば眼前に富士の頂が望める、絶景ツーリングスポットである。この後は410号を進みそのまま西伊豆スカイラインに入っても良し、59号沿いに風早峠から右折して伊豆スカイラインに行くも良し。走りを存分に堪能できるルートの一部に組み込める。

仁科峠
  • 伊豆スカイライン

言わずもがな、伊豆ツーリングでは人気、名実と共にナンバーワンのツーリングルートだ。バイクの免許を取ったら必ず走らなければならない道の一つである。飛ばすライダーが多いため、二輪の通行止めも噂されたが、今のところ大丈夫である。このスカイラインは絶対に通行止にしてはならない。つい飛ばしたくなってしまうのは分かるが、あなただけの道ではない。スピードは常識の範囲内で、節度を持ってライディングを楽しもう。ここは有料道路で、降りるインターによって料金が異なる。入り口の料金所で事前に徴収されるので、あらかじめ行き先を決めておかなければならない。全線走れば二輪は570円である。

伊豆スカイライン
  • 西伊豆スカイライン

有料の伊豆スカイラインに対してこちらは無料のスカイライン。東京方面からだと戸田峠が入り口で、土肥峠方面へ向かうワインディング道路である。戸田峠からこの道に入った時のワクワク感は最高だ。ほどよい登りに、これまたほどよい感覚で左右にワインディングする。良いリズム感とともにいつの間にかバイクと一体化しているのである。あせびヶ原駐車場を過ぎれば右側の眼下に駿河湾を望むことができる。その先は達磨山の尾根づたいに走る開放感抜群のスカイラインになる。伊豆スカイラインは休日は交通量が多いので、こちらの方がおすすめ。

西伊豆スカイライン

 

白川郷

白川郷

岐阜県大野郡白川村。周りを山に囲まれた、合掌造りの集落。見ているだけで時代がタイムスリップしたようで、心が和む。なんとなくだがまだ訪れたことがない。混みそうな所は避けてきた、というのもある。何せ、関東からだとアクセスが大変なのである。松本で一泊する必要があるだろう。でないと白川郷に着いたら夕方、ということになってしまう。しかし一度は訪れてみたい場所。世界遺産なので混雑は必至。時間をかけて琵琶湖方面の2、3泊のツーリングに組み込みたい。

マキノ高原メタセコイア並木

琵琶湖の北西部に位置するメタセコイア並木道は、ツーリングライダーのブログやインスタにも良く登場する、まさに「インスタ映え」するスポットである。ただの直線道路なのだが、左右等間隔で500本もの並木が綺麗に並んでいるのが特徴である。管理や手入れはさぞかし大変だろう。季節によって表情を全く変え、一年中を通して楽しめる。若い人は知らないかもしれないが、韓流ドラマ「冬のソナタ」で有名になった。緑が眩しい季節もいいが、やはり晩秋の落葉するメタセコイアに惹かれる。ここも琵琶湖方面ツーリングのうちの1ルートになるだろう。

メタセコイア並木

小豆島

小豆島は去年の四国ツーリングでプランに入れていたが、疲労のため断念した。まとまった休みがないとなかなか厳しいが、今年からはGSが相棒なので、小豆島だけが目的ならば、4日あれば十分だろう。寒霞渓やエンジェルロード。キャンプ場もいくつかあるので、丸一日滞在しつつ、バスや徒歩などで島内を散策するのも良いかもしれない。キャンプを張れば夕日もじっくり見れる。小豆島の中は細い道も多いので、小さい排気量のバイクで行きたいのが本音なのだが。

寒霞渓

磐梯吾妻スカイライン

この道も久しく走ってないなあ。言うまでもなく、東北屈指の名スカイライン。紅葉情報によると、10月中旬までが見頃とのこと。口コミを見ると、10月中旬頃が良さそう。この辺りでキャンプして温泉に入って、旨いもの食べたい。東北道福島西インターから、県道70号に入って高湯温泉方面に向かう。温泉街を抜けるといよいよ雰囲気が変わってスカイラインに入ったことを知らせてくれる。しばらく低木の中ををぬいながら標高を上げて行くが、不動沢橋を渡るとだんだんと木立はなくなってきて、やがて岩肌がむき出しの荒涼とした風景になる。日本とは思えない風景だ。かつて有料道路だっただけのことはある。スカイラインの終点は土湯温泉だ。そのまま70号を進み、秋元湖の先から国道459号に入って、桧原湖を抜けて喜多方まで行けば約100kmの道程となる。喜多方ラーメンがさぞかし美味しいことだろう。

磐梯吾妻スカイライン

 

以上、思いつくところをざっと挙げてみた。秋の紅葉の時期はどこに行っても気持ちよくツーリングできるだろう。九州など、他にも行きたいところはたくさんあるが、サラリーマンは何せ長期休暇が取りづらい。疲労だけが残っても勿体無い。無理せずこの秋のツーリングを楽しもう。

 

Yasu

 

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