車のある生活

茨城県のとある小さな湖にかかる橋の上。車はスズキの新型ジムニーJB64W。

試乗のためだ。近所のディーラーには試乗車はなく(納期は1年待ちと言われ、それも仕方ないか)、ネット検索したらおもしろレンタカーで取り扱いがあったのだ。

通勤で必要になる予定のため、車を探している。ただ、やはりなんでも良いという訳ではなく、男ならわかると思うが、「色々と」こだわってしまう。私の場合、趣味と実益を兼ねようとする。ジムニーなら山中どこでも入っていけるし、キャンプにも使い勝手が良いし、維持費も安いし、となる。

しかし、ジムニーという車はなかなかマニアックな車だ。世界屈指のオフロード走破力を誇るというだけある。まず、ギア比。今回5MT車に乗ったのだが、1速がなんと5.809で始まりトップギア5速が1.000。つまり、平坦な道の場合、ローギアで発進すると大してスピードが上がっていないのにすぐ吹け上がってしまい、すぐに2速へチェンジ。60km/hだと確実にトップギアに入っている。平坦な道では2速での発進がスムーズだ。

次に乗り心地。今回「ラダーフレーム」+「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」というものを初めて体感した。路面の凹凸に対しては、ゴツゴツした感じはなく非常にしなやかでソフト。大きなアンジュレーションに対しては独特の揺れ方をする。ロールも非常に多い。でもこの乗り味は嫌いではない。慣れればむしろ虜になる可能性もある。

エクステリアはシエラとの大きな違いである、サイドのシュッとした感じがいい。インテリアはカップホルダーの位置が使いにくい他はOK。リヤシートを倒せばかなり広く荷室が使えるし、前席シートを倒してフルフラットになるのも車中泊ができるのでありがたい。

約5時間、高速道路も含めてたっぷりと乗った。結論は、普段使いにはあまり適さない、ということだ。一番大きなウィークポイントは、ギア比だ。オフロードでの急斜面などでは大きな力を発揮できるだろう。この車はそのような場面で活躍することを一番に考えて作られている。つまり、その逆の場面では使いにくいということだ。私がそのような道を走るかといえば、今後全くないとはいえないが、「ほぼ無い」に等しいだろう。山中の林道はガンガン走るだろうが、全体の使用頻度からすると1割程度か。ただ狭い山中では軽自動車というサイズは大きなアドヴァンテージだ。エンジンパワーはもっと欲しいのが正直なところ。

以上のことから、ジムニーシエラに食指が動いている。ギア比は1速が4.425。エンジンは102ps・13.3kgm。価格はプラス18万で1500ccのエンジンが手に入るのだ。維持費は多くかかるが、私の場合、満足できるのはジムニーシエラの方だろう。

ただし、ジムニーシエラ(5MT)のレンタカーは探しても無い。

Yasu

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