新兵器、tab.ストーブ

ロケットストーブに興味があってキャンプで使ってみたかったのですが、先日ヨドバシカメラのキャンプグッズ売り場でそれらしい品物を発見、Amazonで当然のようにポチってしまいましたので、今日は使用レポートをしてみたいと思います。(結構前から市場には出回っていたようですが…)

ポチった商品はこちら、「田中文金属 tab. マルチに使える缶ストーブ」です。

ロケットストーブとは…

Rocket Stove.png
NokoBunva投稿者自身による作品, CC 表示-継承 4.0, リンクによる

このような仕組みで、ドラフト現象(上昇気流)により着火が良く、高温燃焼により煙が出にくいそうです。また、ペール缶と煙突のような筒があれば自作も簡単なようです。

こちらが本体全体像です。サイズは、直径196mm、高さ276mmです。

下のスライド窓が着火口・吸気口、その上の「tab.」の文字の開閉窓が薪投入口です。上蓋を置けば調理台となり、外して焚火用として使うこともできます。

中を覗いてみると燃焼室はこのようになっています。短いですがしっかりと煙突状になっています。燃料床は網目になっており、それより下に吸気口がありますのでドラフト現象は起きやすいですね。ロケットストーブの仕組みそのものと言えます。

吸気口/着火口に着火剤を入れます。杉の枯葉が燃えやすく着火には適していますが、今日は風がかなり強いのでおがくずを固めた着火剤を使います。

燃焼室に薪を上から投入。

着火口から着火剤に火をつけます。着火の際は薪投入口も全開にします。

最下部の着火剤の火がすぐに燃焼室の薪に燃え移りました。

燃焼室の温度上昇によりドラフト現象が起こり、一気に炎が燃え上がります。ここまであっという間でした。燃焼室はストーブ本体の内側に収まっているため(二重構造)、外気から断熱されて温度上昇が起きやすく、また、高温での燃焼になるため煙が出にくくなります。

燃焼が落ち着いてきたら、上蓋をはめて調理開始です。火が弱くなってきたら、薪投入口から薪を追加します。薪は結構細かく(20cm以下)しないと入りません。

思い切り焚火をしたければ、上蓋を外して太い薪も投入可能です。

いかがでしたでしょうか。

使ってみた感想は、とにかく着火性がよく簡単に火起こしができます。またロケットストーブの原理を利用しているため、火力が強く火力の調整も簡単です。灰などが下に落ちないのも良いですね。これは大変信頼のおけるストーブだと思いました。焚火を楽しむのも、調理器具として使うのにもこれ一台で済んでしまいます。これからはこの「tab.ストーブ」をメインで使っていこうと思います。何万もする焚火台ははっきり言っていらないですし、こちらの方が使っていて楽しいです。

皆さんもぜひ、使ってみてください。

Yasu

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です