パートナーとのキャンプツーリングならogawa『ヴィガス』で決まり!

キャンプ道具選びは楽しい

自然と一体になれるキャンプは本当に楽しい。それも心の許せるかけがえのない仲間やパートナーとだったらなおさらである。

旅の途中だったらわざわざ街に出なくともいろいろなところにキャンプ場はあるから、宿泊にキャンプを含めることによって時間的効率も良くなるし、経済的だ。

 

キャンプ道具も様々なメーカーからアイディア商品が続々と発売されている。

キャンプ道具には人間の知恵と工夫がたくさん詰まっている。だから初めて使うときにはどういう仕掛けがあるのか、いつもワクワクするするのだ。

そしてそんな知恵と工夫が詰まっている道具たちを使い込んで行くと、自分の相棒のように大切にするアイテムも出てくるし、長く使えば使うほど、ますます愛着が湧いてくる。

 

キャンプツーリングで悩ましいのがテント選びだろう。自分の ”家” であるわけだし、周りのキャンパーからも見られるものだから、見た目にもこだわってしまうものだ。それとバイクだと積める荷物が限られているのだから、収納サイズの小ささは重要だ。

しかしコンパクト性と大きさ・機能性はしばしば反比例するものだ。荷物置き場の前室は欲しいし、雨天時の調理を考えると跳ね上げ式の屋根もあったほうがいい。タープと組み合わせるという手もあるが、荷物が増えるのはもちろん、セッティングにも時間がかかってしまう。

 

凝れば凝るほど大きくなってしまうので、どこかで妥協が必要だ。ツーリングならばバイクに積載している荷物はテント内に収めたいので、ソロなら二人用+前室、パートナーとなら2.5人用+前室は最低限あったほうが良いだろう。

あとは調理をどの程度やるのかだが、お湯を沸かす程度だったら前室のみで大丈夫だろうが、包丁を使ったり、そこそこ本格的にやるのなら、雨天時のことを考えて入口跳ね上げ式テントやタープと組み合わせるなどしたほうがいい。

パートナーとのツーリングで最適なテントは?

私がキャンプをする時は、夫婦タンデムでキャンプツーリングをすることがほとんどだ。

私が使っているテントは、ogawa(オガワ)の「ヴィガス」

まだ今年発売の新商品で、それまでは山岳用テントのエスパース(ESPACE)とテンマクデザイン マンタタープを組み合わせて使っていた。マンタタープは大きくて雨天時重宝したが、林間サイトの場合、張り綱が長くなるのでどうしても場所を選ぶ。

収納も結構大変だった。特に雨天時はタープ布地に水滴がたくさんついているので、大きさがある反面重くなりやすいし、小さくまとめるのも大変だった。

ESPACEのテントとtent-markデザインのマンタタープの組み合わせ

ogawa「ヴィガス」はまさにパートナーとのキャンプツーリングにはぴったりだ。

2.5人用の寝室。寝室よりも大きな前室。跳ね上げ式のメインエントランス。前後左右4箇所の出入り口。雨天時のベンチレーション。前室内最高部192cm。寝室はつり下げ式のインナーテントなので、雨天時にインナーを先にたためるのもありがたい。

Ogawa「ヴィガス」(八千穂高原駒出池キャンプ場)

不満といえば今のところ、収納サイズだけだ。正直もう少し小さくなればいいなと思う。その代わり、実にしっかりとした作りと設計ではある。お値段は高いが、これは本当に長く使えそうなので結果的には安上がりだと思う。

跳ね上げ式のメインエントランスは使い勝手がいい。ポール二本だけでタープを張る必要はないし、簡単に日よけ、雨よけになる。雨風が強い時はほんの数操作で入り口を閉めることもできる。

テントの作りは素晴らしい。さすがogawaだ

ogawaのツーリングテントといえば、「ステイシーST」や比較的新しい「ステイシーネスト」が有名だ。これは2〜3人用、広めの前室付きで収納サイズが長さ40センチ程度とコンパクトだ。これはソロでゆったりと過ごすには絶好の選択だ。私もヴィガスが出るまではこれが欲しいと思っていた。

ヴィガスはこのステイシーと同じ寝室の広さで、前室がより広く全高もより高い。そしてヴィガスの前室はほとんどフルメッシュになるほど、通気性にこだわっている。寝室後部もメッシュになるので、夏でも快適だ。

Ogawa「ヴィガス」(内山牧場キャンプ場)

ポールの組み方を見ても非常に丈夫そうで安心できる。

メインエントランスを跳ね上げる場合は、ポール二本とそれを支えるガイロープ(張り綱)は自分で用意しなければならない。

ポールはogawa ALアップライトポール190cmが頭にも当たらず最適だ。私は190cmが品切れで手に入らなかったため170cmを使っているが、170cmだと跳ね上げた屋根がほぼ地面と平行になるため、雨水が溜まりやすい。190cmであれば自然と雨水は流れるだろう。ポールはあまり太すぎても荷物になるだけなので、あまりそこにこだわらなくても良いだろう。

ガイロープはお気に入りの物で良いと思うが、2mmでは心許ないので私はpreimeの【2018年 新作】 パラコード 4mm 9芯 20m 耐荷重250kgを使っている。

インナーテントを傷めないためにも、寝室の下に敷くグランドシートは必ず敷くべきだ。ogawaではこれを「マルチシート」と呼んでいるが、一般的にグランドシートとは、インナーテントの床面(ogawaはこれをグランドシートと呼んでいる)と地面との間に敷くシートのことを言う。

このogawa テント用 PVCマルチシート (220cm×150cm用) はサイズがヴィガスやステイシーSTに合わせてあり、使い勝手が良く大変丈夫だ。

Ogawa「ヴィガス」(内山牧場キャンプ場)

まとめ

ogawa「ヴィガス」はパートナーとのツーリングにおいて、十分な広さの寝室と荷物置き場だけではもったいないほどの有効スペースを兼ね備えた「リビング」としての機能を持った前室、雨天時でもテント外で作業ができる跳ね上げ式エントランス、夏でも快適なベンチレーション、風に強そうなポール組設計と非常に優秀でオススメできるテントだ。

ogawaのテントの共通点として、ヴィガスで言えば、扉の収納ポケットや少々の雨でも通気性を確保できるようにした “ひさし” の設計など、非常に細かいところまで配慮の行き届いた工夫が凝らされている。

収納サイズもこのテントの広さからしたら十分コンパクトなのではなかろうか。テントを組み立ててみると分かるが、この大きさのテントがバイクに乗ってしまうのか、と思わずびっくりしてしまうだろう。私はこのテントをバイクに積んで、タンデムでツーリングしている。R1200GSならこんなことも可能だ。

このogawa「ヴィガス」ogawa テント用 PVCマルチシート (220cm×150cm用) ogawa ALアップライトポール190cmがあれば、パートナーとの快適なキャンプツーリングができることを約束する。

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