中津川林道に挑戦。そして転倒。

 10月9日は、晴れ渡る晴天にカラッと涼しい、絶好のツーリング日和。

中津川林道は台風災害のためしばらく通行止だったが、開通したと知って以前から行ってみたかったので、挑戦してみることに。平日だし、閑散としていることだろう。ただ、昨日降った雨がちょっとだけ心配だった。

タイヤは純正のMICHELIN、ANAKEE3。

ダート部分に入ってからしばらく行ったところで、一枚。なかなかいい雰囲気の林道だ。砂利もこの辺りはまだ深くなく、走りやすい。

ただ、道幅はほとんどのところは狭く、車とのすれ違いには気を使う。ヘアピンカーブもあり、勾配は緩やかだが、奥に行くに従って路面も荒れてきて、大きめの石が路面に埋まっていて非常にゴツゴツしたところもあった。

基本、砂利だが時々泥濘や大きな窪みもあり、当然昨日の雨水が溜まっている。下手に避けようとすれば、スリップの危険が大きくなるので、躊躇わず真っ直ぐに突っ込んだ場面も。バイクやブーツの汚れは当然避けられない。

頂上まであと2、3キロのところだった。左コーナーで大きな石が埋まっている路面にリアタイヤを乗せてしまい、それと同時にアクセルを開けたため、グリップを失ったリアタイヤは空転。石を越えた後も路面μが低いのでグリップは回復せず、一瞬のうちに転倒。進行方向と逆向きになってしまった。

起こそうとしたが、リアタイヤのあたりに大きめの石が堆積していたので、なかなか厳しい。石をどかす作業をしていたら、遠くからバイクの音が近づいてきた。

オフ車の2人組の方たちが協力してくれ、難なく起こしに成功。大柄な方だったのでほぼやってもらったに等しかったが。ありがとうございました。バイク乗り同士、こういう場面では問答無用で助け合いが生まれる。こういう精神をお互いに持ち合わせているからこそ、これからもバイクに乗り続けていこうと思える。

転倒の際、後頭部を岩に打ってしまい少しの間、頭がジーンとしていたが、幸い今は何ともない。ボクサーエンジンのおかげで、足をバイクと地面との間に挟むこともなかった。

気を取り直し頂上を越え、長野県側の下りは舗装路面だった。下まで下り、ほっと一息。

損傷箇所は2箇所。こりゃ両方とも交換だな。

当初、このあと川上牧丘林道に行く予定をしていたが、心の傷を癒すため、清里方面へ。(本当は単に疲れたため…。)

長野県南佐久郡川上村は、レタスの一大産地。マスコットキャラクターの名は「レタ助」だそう。

この時期は収穫の真っ只中。

レタス街道に入ると、収穫したレタスを運ぶトラクターと頻繁にすれ違った。ここでしか見ない形のもの。

外国人労働者が働いていた。農業実習生だろうか?それともアルバイト?

レタス街道を抜けるとJRの駅で最も標高の高い所にある野辺山だ。ここから国道141号で清里方面に向かう。しばらく進んだ後、小海線を超える手前で県道28号線へ右折する。この県道28号線、ツーリングマップルではノーマークだが、かなり良い道だ。途中、適当に左に入って回り込んだら高架上に出てこんな一枚が撮れました。下に走っている道が県道28号線。

この日は滅多にないほどの晴天に恵まれたので、左手に富士山、右手に八ヶ岳を見ることができた。

この日はこの後、中央道・長坂I.C.から帰路に着いた。

[本日のツーリングルート]

(花園I.Cから長坂I.C)

Yasu

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