これはまさに、「転ばぬ先の杖」だ。
こちらもアールズギア製。
「ローダウン」の名の通り、水冷Rシリーズで車高が約10mm下がる(水冷R1200RTは約15mm)。
もちろん背の低い私にとって、足つき性向上のためにつけたのだが、樋渡社長のテストレポートにあるように、ノーマルトルクロッドよりもタイヤの接地感が向上するとのことだ。
樋渡が実走テストを行った結果、ローダウントルクロッドを取り付けている方が前後タイヤの接地感が向上し、コーナリング中の安定感が大幅にアップすることがわかりました(オンロード走行時)。それ以来、ローダウンの必要がない樋渡のアドベンチャーには常にローダウントルクロッドが装着されたままです。樋渡の場合、ハイシートを装着してローダウントルクロッドを取り付けているという状態でやや矛盾している部分もありますが(笑)それほど大きな効果を得られているという事です。
(アールズギアウェブサイトより抜粋)
純正トルクロッドとの比較はできなかったが、足つきが向上して走りにも良い影響があるならと、こちらも新車時にディーラーでオーダーして付けてしまった。
R1200GSはもともとパラレバー、テレレバーサスペンションにより、タイヤの接地感は良いのだ。タンデムでのキャンプツーリングが大変多い私にとって、ローダウントルクロッドをつけることによってさらに接地感が増し、総重量400kgにも及ぶ車体はそれなりのスピードでもビクともせずソロと変わらない安定感でコーナーをクリアしていく。
足つき性・タイヤ接地感・コーナリング安定性向上。ロングツーリング時において安心感は何より大事だと思う。
最初に述べたように、これは「転ばぬ先の杖」だ。付けないことによるマイナスの方が大きい。車高が低すぎるなら、樋渡社長のようにハイシートをつければロングツーリングでのお尻の痛みも少なくなり、さらに快適性が向上するだろう。
Yasu
コメントを残す