バイクを少々カスタマイズしているので、気に入っているところを紹介したいと思う。第一回目は定番のカスタム、マフラーから。
ワイバンリアルスペックフルエキゾーストマフラー
このマフラーは非常に美しい。見た目に惚れ込んで新車時につけてしまった。
メーカーはアールズギア。社長は樋渡治さんという方で、元GPライダーで自身もR1200GSアドベンチャーに乗って商品テストも兼ねているというから、性能はお墨付きである。
チタンエキゾーストパイプにつけられている美しい焼け色は、いつまで見ていても飽きることがない。サイレンサーもチタン製で、こちらは焼け色がつけられた「ドラッグブルー」と色がついていない「チタン」を選ぶことができる。
それにしても、エキゾーストパイプからサイレンサーに至るまでチタンとは思えないほどピカピカに磨き上げられていて、本当に美しい。サイレンサーには迫力があり、エンド部分は形状やしっかりと焼け色がつけられているところも素晴らしい。
性能面は?
ワイバンリアルスペックフルエキゾーストマフラーの重量はたったの5.3kgで、純正マフラーから3.2kgもの軽量化になる。
ピークパワーは、アールズギアのウェブサイトによると、ノーマル108.8psから114.6psへと5.8psのパワーアップ。その上、4千回転付近の谷間がなくなっているため、スムーズな加速に貢献するだろう。
音量・音質は?
エンジンに火を入れると、「ボンッ」という小爆発音とともにスタートする。アイドリングは非常に大人しい。ノーマルマフラーと変わらないかもう少し大人しいくらいだ。それほど回転を上げない市街地走行時においてもノーマルマフラーと音量、音質面ではほとんど変わらない。だが、アクセルをハードに開けた時や、中〜高回転域においてはカスタムマフラーらしい、いい音を奏でてくれる。
普段はジェントルに。その気になれば官能的なフラットツインのハーモニーを高性能マフラーで好きなだけ味わう。R1200GSの性格や使い道がとことん考えられた、聴き疲れのしないツーリングにぴったりなマフラーではなかろうか。
マフラーサウンドを聴きたい方は、こちら↓↓の記事内の動画を再生してみてください。
ワイバンリアルスペックフルエキゾーストマフラーは、政府公認、JMCA認定品であり、もちろん車検にも対応する。したがって、ノーマルマフラーから変えた場合、音量アップはそれほど望めない。激しい音をお望みなら、純正オプションのHPスリップオンマフラーにした方がいい。
以上のように、ワイバンリアルスペックフルエキゾーストマフラーは、軽量化にパワーアップ、そして芸術的なルックスで車検適合と、非の打ち所がないマフラーだ。
お値段は238,000円(税抜)〜と高価だが、最高の一本を選ぶなら第一候補になるだろう。
Yasu
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